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定例市会報告 2001 年 6 月

火葬場問題集中審議
「周辺住民の合意得ることが前提、新たな市民犠牲で財源保障は許されない」

中西議員が質問


 小倉・片鉾地域に市が整備予定の「火葬場建設及び周辺整備事業」にかかわって、議会に提案されたのは、約一○六億円の債務負担行為の補正予算・都市公園を設置すべき区域の決定・防災公園街区整備事業における直接施行の同意について、の三議案です。「全員協議会」で、事業の中身・長期財政運営の見通しと目標などの資料の説明を受けた後、本会議に切り替え、各会派に配分された(一議員五分)日本共産党議員団からは三五分の持ち時間で、代表して中西議員が質問にたちました。

議会無視の強引な進め方

 この事業は、先に都市基盤整備公団に、関西外大の跡地を買収整備を頼み二年後に改めて市が都市計画決定をうつというものです。「過去、こうした緊急を要した事業で今回のように都市計画決定が後になったものはあったのか」という中西議員の説明に対して、当局の答弁は「ない」というものでした。

 これに関連して中西議員は「住民参加でつくった都市計画マスタ−プランや地域防災計画にも位置づけられていない計画であり、これでは議会の審議をなおざりにすすめられたとしか思えない。進め方が強引だ。急ぐ理由は何か」と質問。

 当局からは「総合計画の中で重点プランとして位置づけている。H12 年度の国の予算執行枠で急ぐ必要があった」との答弁がありました。

合意なく「見切り発車」?

 更に、周辺住民の合意を得ることでは、いまだに話のテ−ブルにつけていない地域があることから中西議員は「状況と見通しを示せ。合意が得られない場合は見切り発車ということもあるのか」と質問。

 中司市長からは「理解を得るために努力するが、施設の性格上、全ての市民から理解をというのは難しい。(見切り発車と)受け止められても仕方がない」という答弁がありました。

まだまだ進める福祉・教育切り捨て

 財政難の中での事業を進めるために示された財政計画について、中西議員は「民間活力の活用を目的に、といっている。学校園の統廃合まだまだ進める、学校給食の完全民間委託、留守家庭児童会も民間へということなのか。教育切り捨てて得た財源を防災公園にまわすというのでは納得できない」と問いました。

 当局からは「基盤整備が遅れている。行革で『切り捨て』ということではなく、新たな市民ニ−ズに応えられるよう財政基盤を確立するということ」という答弁がありました。

都市基盤整備公団の事業に慎重対応を

 都市基盤整備公団の事業は、H11 年に創設されたものであり、金融機関や大企業のバブル時の塩漬け土地を公団に取得させて事業展開しここに公的資金を投入するという、非常に問題を含んだものです。

 中西議員はこの点にふれ、「こうした事業だということを十分承知して、事業を進める上では慎重さが要求されるのでは」と指摘しました。

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