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定例
市会報告

広瀬ひとみ市会議員一般質問

若い世代の声をいかし、子育て支援の充実を

 

6月14日、広瀬ひとみ議員は、現在策定が進められている子育て支援計画「新・子ども育成計画」を中心に以下の内容で一般質問を行いました。

もっと市民との協働を
計画の策定について

 広瀬議員は、当初から「新・子ども育成計画」の策定は子育てサークルや保育所保護者会など現在子育て中の人たちを中心に市民参加でつくるべきだと求めてきましたが、策定協議会は市民公募もされず、こうした参画も不充分なまま3月に素案がまとめられました。枚方市は市民の意見を聞く場として2度の市民懇談会を行ってきましたが、参加者の中からは「こうした会を引き続き開いてほしい」との声が出されました。子育て世代の参画を得て策定が進められてきた市では、策定作業の中で市への信頼が高まり、計画に期待や注目が寄せられるという状況がうまれていることから広瀬議員は現在の市の取組ではまだまだ不充分であると指摘し、今後さらに努力をと求めました。「今後HPでの情報提供を行う」との内容の答弁がありました。

乳幼児医療助成改悪でなく拡充を
 子育て世帯にとって「経済的支援」は大切な支援です。ところが素案には、奨学金制度についての記述がなく、乳幼児医療助成についても一部を助成する制度と説明されています。府の福祉医療制度改悪により乳幼児医療にも一部負担金の支払いが求められるのではないかと心配されます。広瀬議員は、「子育て支援の計画をつくって、中に負担増を盛り込むのはおかしいではないか、子育て支援と言うなら無料制度を継続し、拡充こそ行うべき」と質しました。市は「年齢拡大や無料制度の継続は、各市の動向、市の財政状況を踏まえ見極める」との曖昧な答弁を行いました。
*全国的には就学前まで助成する自治体は全自治体の37.1%と、ここ数年で急激に増加をしています。「拡充を」の声を広げましょう。

府下平均下回る出生率
特別の取組を強めよ!

 先日、全国の合計特殊出生率が1.29となった事が報道されましたが、計画資料によると枚方市ではH10年に1.31だったものがH13年には、すでに1.21にまで落ち込むなど大阪府下の平均をも下回り急激に少子化が進行しています。当時市は「財政再建計画」により保育所、幼稚園、留守家庭児童会の保育料引き上げ計画をたて4年間で20億円の負担増を求めました。少子化の要因は一概に言えませんが、自治体の取組姿勢により違いが生じることから広瀬議員は取組の強化を強く求めました。
 この他、「新・子ども育成計画」に関連して、不妊治療、事故予防、遊具・公園の安全対策、母子家庭支援、児童虐待防止(多胎児支援、産後うつ支援、長欠児童への対応)、少人数授業、特別支援教育、食育、学校安全対策、留守家庭児童会についてそれぞれ質問、要望を行いました。

【その他の質問内容】
○国民健康保健の資格証明書発行問題と一部負担金減免について
○介護保険の問題点
○保育所民営化問題について

 

野口市議が6月議会最終日の15日、日本精線地下水汚染問題と
星ヶ丘厚生年金病院廃問題の2点に絞って一般質問をしました。

日本精線の環境汚染に対して責任ある厳しい指導を行え
浄化完了まで土壌汚染対策法に準拠した指導・監視を答弁

今回の日本精線枚方工場による地下水1万5千倍、土地汚染が5700倍という環境汚染に対して、枚方市としてどのように取り組んできたのか、市として汚染状況や敷地外への拡散状況についてきっちり調査し、近隣井戸の水質検査も市が責任を持って行うこと。環境汚染が発生してから公表までなぜこのように時間がかかったのか、もっと早く公表していれば住民の健康への不安も少なくすんだのではないか、と質問しました。
 副市長からは「日本精線枚方工場に対して必要な指導を行ってきた。結果として敷地内において環境基準を大きく超える数値が検出されたことは遺憾に思っております。今後も引き続き、除去対策を指導し、土壌と地下水の汚染が環境基準を遵守する水準になるまで監視をしてまいります」
市長からは「市民の健康への不安を解消する観点から環境汚染に対処していきます」という答弁でした。
 過去指導・監視すると言ってきた中で15000倍という汚染が発生している。指導・監視にとどまらない市の働きかけが必要だ。市民の健康と環境を守るため、行政としてこれまでよりも一歩踏み込んだ対応を最後に強く要望しました。
 翌日の朝日新聞に「井戸の水質検査を7月30日まで受け付けて実施する」と記事掲載されました。担当課に確認すると住民の皆さんには5自治会を通じて周知するということでした。

星ヶ丘厚生年金病院問題
「市として可能な限り対応」

野口市議は、自民党・公明党の与党合意で星丘厚生年金病院の廃止の方針が決定されたことは大きな問題だ。同病院は地域の機関病院として重要な役割を果たしている。枚方市として今回の厚生年金病院廃止についてどのように考えているのか、また、最悪廃止となったとき枚方市の医療水準に大きな影響が生じる。星ヶ丘厚生年金病院問題について市長の見解を尋ねました。

《部長答弁》
星ヶ丘厚生年金病院は、地域の基幹病院として重要な役割を果たすと共に、地域の各医院とも病診連携をされており、リハビリテーションについても大きな特色として枚方のみならず、北河内二次医療圏でも大きな位置を占めていると認識しています。
今後病院側から方向性が示されましたら、本市の医療水準に与える影響も見極めながら、内容の精査をしてまいります。

《市長答弁》
本市は、高度救急医療体制の整備促進など、生活安心都市として「市民の生命と健康を守るまちづくり」を推し進めています。今回の星ヶ丘厚生年金病院の件は、本市のみならず北河内二次医療圏への影響も大きい問題であり、今後も、病院側や国からの情報収集を進め、方向性が明らかになりましたら、市としても可能な限り対応してまいりたいと考えています。

 

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