談合事件の不十分な調査・賠償請求を理由に
一般会計補正予算に反対
第二清掃工場の設計業者・石本建築事務所の
食い違う回答さえも調査せず
議案第76号「平成19年度一般会計補正予算」が10日の本会議に上程されました。本補正予算では、待たれていた民間保育園の施設整備費2千693万2千円の予算が計上されている点は評価できるものの、談合事件での賠償請求が不十分であることから党議員団は反対しました。
仮称第2清掃工場建設工事(土木建築工事)に係る賠償金、5億8380万円が計上されて点について野口議員が質問しました。
「この賠償金は大林組関係者の刑が確定し支払われたもので、経理上は当然認められる。しかし私は昨年10月の決算でも設計工事を請負った石本建築事務所が守秘義務違反で契約に違反する行為をしていると指摘し、市として賠償請求を行なうよう求め、市は『顧問弁護士と相談する』と答弁した。今回の補正予算にはこの分の賠償請求が含まれていない。実際に弁護士と相談したのか、どのように対応したのか、石本建築事務所は契約違反をしたのではないか」と質しました。
財務部長は「顧問弁護士に相談し、『石本建築事務所』に事情調査をした。その結果『大林組に対して図面等の閲覧や提供なども行なっていない』との回答を得ている。現段階においては業務委託契約違反をしているとは考えていない」と答弁しました。
回答が違うのになぜ調査しないのか
野口議員は「まったくおかしいではないか。住民監査請求を受けての、枚方市代表監査委員からの照会に、26日付で石本建築事務所取締役大阪支所長名で大林組に対して設計図面を提示した、図面を実際にかいてもらったと回答している(下表参照) 石本建築事務所の監査への回答と市に対する回答が大きく食い違っている。(1)このことを市として調査したのか。(2)市の調査は監査の調査の前か、後か。(3)調査談合防止対策委員会に報告したのかと質しました。
財務部長は「(1)係争中でありそれ以上の調査はしていない。(2)石本建築事務所の事情調査は12月7日に行なった。(3)調査・談合防止対策委員会には報告していない」という答弁でした。
野口議員は竹内市長に「今回初めて石本建築事務所に市として調査をしたことが明らかになった。談合事件に関してその都度、議会に報告するという約束を守っていない。5日のわが党の中西議員の質問にも調査をしたことを黙っていた。なぜ隠していたのか、このような体質が談合事件を起こしたという反省が全く無いのではないか、最高責任者としてどう考えているのか」と質しました。
竹内市長からは調査をするという回答は得られませんでした。
| 11月26日付け枚方市代表監査委員の質問に対する石本建築事務所の回答 |
| 枚方市監査委員の質問内容 |
石本建築事務所の回答 |
| 株式会社大林組関係者に対し本件設計委託に関する図面等の提示や提供(付与)をしたことがありますか。 |
大林組営業担当者に計画図面等を提示し、工事費の減額に関する参考意見や参考資料を依頼したことがございます。 |
| 株式会社大林組関係者に対し本件設計委託に関する図面等の作成等を手伝ってもらったことがございますか。 |
工事費の減額検討を行なった際、参考図面等をいただいたことはあります。 |
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