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どうなっているの枚方市?
枚方談合事件を考える市民フォーラム
許せない税金のムダ使い!談合事件徹底解明と
市政の監視を市民の運動で強めよう


 7月14日(土)に清潔で民主的な革新枚方市政をつくる会と明るい革新府市政をつくる枚方連絡会が主催して開催されたフォーラムには75名を超える市民が参加しました。
 はじめにNPO建設政策研究所関西支所事務局長の荒川隆男さんから「談合問題の基礎知識」についてお話があり、その後、議会報告を日本共産党市会議員団の野口議員、職員の立場から市職員労働組合職員支部の高橋さん、市民団体から新日本婦人の会枚方支部の堤さんからそれぞれお話があり、その後フロアーから質問や意見が出され、熱心な議論がされました。
 当日議員団全員と黒田まさ子府会議員が出席しました。

 荒川氏は「市民の税金を財源とする公共工事は、地域社会の発展に寄与する社会資本や公共施設を建設するものでそこには経済性や効率性、安全性と公平性が必要だが、談合はそれを大きく阻害する。発注の流れの中で、官公庁の専門職員不足により設計・積算、工事管理が民間・コンサル任せになり談合の温床になっている。」日米建設協議や構造協議から独占禁止法改正や官製談合防止法など談合防止の歴史から今回の談合事件の背景を振り返り、「よりいっそうの市民による行政の監視が必要だ」と指摘しました。

 高橋さんは市職員の思いを報告すると共に、今の市政運営の評価制度の名による職員統制や市長の取り巻きによる職場支配の実態などの問題点を訴えました。
 そして「二度と談合を起こさないために労働組合として政策提案をしていきたい」と語りました。

 野口議員は6月議会報告、共産党を除くオール与党が市長を守り、調査特別委員会も設置できない議会の実態を訴えました。

 堤さんはこの間市会議員への要請ハガキに取り組む中で市民の反応が非常に高いことを報告し「予算がないといって公民館を有料の施設にし利用できないグループも多くなっている。子育ての町といいながら公立保育所を民営化し幼稚園を5園廃園にした。こんな談合で使うお金があるんだったら改悪もせずに保育所を増やすことができた。税金の使い方をきっちりさせる運動を大きくしていきたい」と訴えました。

フロアーからの声

・17億円を返してもらって国保料を1万円引き下げて欲しい。市長は関与してないといっているが、何事もトップダウンで進めるのに、今回はトップダウンではないなんて納得できない。
 年金者組合がずーと市長に面談を申し入れても一度も会わない。ところが談合の呼び出しは電話1本で大阪に飛んでいく。市民に顔を向けない市長は辞めてもらう。そして市民に税金を返せという運動をしていこう。
・この清掃工場建設自身に環境性能など問題がある。根本から見直すべきだ。
・火葬場建設など関西外大跡地事業も市民にとって理解できない。事業の解明をすべきだ。
・今回の談合事件の工事一つとってみても計算するとおおよそ市民一人当たり2,700円もの損害だ。今回の全国に例のない官製談合の徹底究明をし、枚方市の入札制度を改善させ、きちんとした公共工事ができるように運動すべきだ。
★その他契約制度の問題、損害賠償問題等について質問が出されました。
 
 最後にまとめとしてつくる会の幸谷事務局長が「市政を監視し市民本位の市政実現へ引き続きがんばっていきましょう」と結びました。


 


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