■京街道を守り、市駅周辺の都市計画(再開発)を考えるシンポに参加(2019.05.29)
5月18日(土)午前10時〜市民会館第4会議室で「市民本位の市駅周辺・新市庁舎考える会」主催のシンポジウムが開催され会場いっぱいの参加者がありました。 初めに、のぐち議員から「市の市駅周辺・新庁舎整備計画素案の問題点」について報告がありました。 のぐち議員は、この間の経過について説明するとともに、現時点での問題点について述べ、 @新庁舎の位置について Aタワーマンション建設について B4街区の活用について CB街区の再開発ビルにおける行政サービスについてなど、それぞれ報告しました。 パネルディスカッションでは、まずコーディネーターの山口毅大阪自治体問題研究所事務局長から今回の市街地再開発事業における都市計画変更について説明がされました。
・歴史街道と新町の住環境を破壊する開発はやめよ その後、2名の新町住民から発言がありました。 最後に「考える会」野田事務局長から対案のたたき台についての説明がありました。 シンポジウムでは新町在住の市民から、今回のB街区に伴う開発による日常生活における影響について詳しく報告がありました。 そもそも枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業等の都市計画で整備が計画されている区画道路については,当初は1車線のみだったものが1年後は道路幅が2倍の10mになった。そのことに関して十分な住民説明がされていない。建て替えになる府住宅供給公社の住宅についての進入路についても新町のメイン道路である歴史街道を活用するような計画が説明の中で明らかにされたこと。 (株)京阪電車の用地である京阪本線と交野線、天の川に囲まれた三角地帯に建てられる商業施設の駐車場の入り口について大変な混雑が予想されるなどたくさんの問題点がある。 枚方市駅周辺再整備基本計画(素案)には「基本計画におけるめざすまちの将来像については、本市及び枚方市駅周辺が抱える課題に対応していくため、枚方市駅周辺でこれまで以上に安心して快適に住み続けられるとともに、多様な世代の方々が新たな住人となっていただく、交流がさらに促進されるよう再整備ビジョンの基本コンセプトに基づき、その具体化を図る」としているが、全くその通りになっていないと厳しく批判しました。 |
|